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防爆について

光源の特性について

スーパーLEDモデル(照射距離:中〜準遠距離に最適)

高性能スーパーLEDと高効率リフレクターの相乗効果により、LED光の到達距離を大幅に改善したモデルです。従来のドーム型高輝度LEDが苦手であった中距離以遠への照射にも充分な性能を発揮します。電球切れがなく、絶妙のスポット配光を持ち、近場から準遠距離までカバーするオールマイティーなこのモデルはLEDモデルの主流となっています。

LEDモデル(照射距離:近〜中距離に最適)

高輝度LEDを複数使用したこのモデルは、比較的近距離をムラなく広範囲に照らすことに優れています。自然光に近いLEDの白色光は、対象物を色鮮やかに照らします。また、電池の電圧降下と共に消費電力が激減する高輝度LEDの特性により、信じられないほど連続点灯時間が長くとれるのも大きな利点です。

防爆認証について(ご参考)※

UL防爆認証モデル

米国で最も広く電気機器の防爆認証を行っている「Underwriter's Laboratories」の防爆認証を取得したモデルです。

防爆記号例

Class I,Div.1, Group D; Class I,Div.2, Group A,B,C,D;Class I,Div.2, Group F,G; Class III、T3A

解釈

Class
:対象危険源(I:ガス、蒸気 / II:粉塵 /III:繊維)
Div
:場所(1:常時危険環境にある場所 / 2:機器の故障等により危険環境になる場所)
Group
:爆発等級(A:アセチレン等 / B:水素等 / C:エチレン等 / D:プロパン等)
   易←←←←←←←←←← 引火、着火 →→→→→→→→→→難
      (E:金属製粉塵 / F:石炭粉塵 / G:穀物粉塵)
T
:温度レーティング(T1:450℃/T2:300℃/T3:200℃/T3A:180℃/T3B:165℃/T3C:160℃/T4:135℃/
T4A:120℃/T5:100℃/T6:85℃)=危険源の自然発火温度

※最後に粉塵、繊維向けに懐中電灯の最高表面温度が「(T74℃)」のように付されている場合もある。

ATFX防爆認証モデル

ヨーロッパにおいてATEX防爆指令(国際規格IEC79準拠)に基づく検定をクリアしたモデルです。ボディーには静電気の発生を抑制する素材を使用しています。

防爆記号例

EX II 2G EEx ib IIb T4、II 2D T67℃ SNCH 04 ATEX 3640X

解釈

EX II
:非炭坑用途で危険源がガス、蒸気用の防爆型機器であることを示す
2G
:場所と危険源(1G:ガス、蒸気による0種場所(常時危険場所) / 2G:1種場所 /3G:2種場所)
EEx
:CENELEC基準での表示
ib
:防爆方式(ib:本質安全防爆構造 / ia:本質安全防爆構造(0種場所向け)/ e:安全増構造 / nL:エネルギー抑制(2種場所向け)
IIb
:爆発等級(IIc:アセチレン、水素等 / IIb:エチレン等 / IIa:プロパン等)
    易←←←←←←←←←← 引火、着火 →→→→→→→→→→難
      (E:金属製粉塵 / F:石炭粉塵 / G:穀物粉塵)
T
:温度レーティング(T1:450℃ / T2:300℃ / T3:200℃ / T4:135℃ / T5:100℃ / T6:85℃)=危険源の自然発火温度
2D
:場所と危険源(1D:粉塵による0種場所(常時危険場所)/ 2D:1種場所 /3D:2種場所)
T67℃
:懐中電灯の最高表面温度(粉塵、繊維向け)
 
 

国内防爆検定モデル

ATEX認証モデルをベースとして、公益社団法人 産業安全技術協会にて防爆構造電気機械器具型式検定に合格したモデルです。製品の完成検査を国内で実施して、労検の合格ステッカーと証明書の写しが製品に添付されます。

防爆記号例

Ex ia IIC T4

解釈

EX
:技術的基準による防爆型機器であることを示す
ia
:防爆方式(iaおよびib:本質防爆構造 / e:安全増構造 /d:耐圧防爆構造)
IIC
:爆発等級(IIC:アセチレン、水素等 / IIB:エチレン等 / IIC:プリパン等)
   易←←←←←←←←←← 引火、着火 →→→→→→→→→→難
T
:温度レーティング(T1:450℃ / T2:300℃ / T3:200℃ / T4:135℃ / T5:100℃ / T6:85℃)=危険源の自然発火温度
 
 

※注:このページの防爆に関する記述は懐中電灯に限定したもので、防爆型電気設備や防爆電気製品全般に当てはまるものとは限りません。 また、その内容の正確さや最新性につきまして、当社は一切の責を追いかねます。専門機関が発行する刊行物等を合わせてご利用下さい。